しまんちゅの日記

~映像翻訳と映画と沖縄~

1000歩

「1000足作ったら、自分が作りたい靴が作れるようになる」

 

靴職人がそう話してくれた。

その人が教えてくれる靴工房に週に1度通った。

私が作った靴は3年で25足だった。

 出来上がった靴は、靴の形をしているし履ける。

しかし趣味で作っていたとはいえ、その出来はどこかいびつだった。

 

職人の世界って大変…

 

字幕翻訳の世界はどうなんだろう?

一体、何作品を手がければ一人前になれるんだろう?

これから字幕翻訳の職人を目指す者として気になった。

私の知っている中で一番キャリアが長い戸田奈津子さんの場合、どうだろう?

 

この記事によると、戸田さんは40年間で1500本の作品を手掛けているそうだ。

www.buzzfeed.com

 

私が好きな松浦美奈さんは、どうだろうか?

Movie Walkerで調べてみると、関連する映画作品は478件と出てきたけど、

実際にはもっと多いのだと思う。

質も上げていかなくては、それだけの数を依頼されることもないだろう。

 

求められる翻訳者になるには、、と日々考えながら過ごしてはいるものの

目標と現実がまだ離れている。

不摂生な私は、寿命を延ばすことも同時にしなくては追いつけなさそうだ。