笑いはいい
初笑いはNetflixで「エイミー・シューマーの成長してますが何か?」だった。
涙が出るくらい笑った。
下ネタのオンパレードで下品な話を1時間楽しんだ。
テレビではお笑い番組とか何かしらあるのだろうけど、お正月番組は面白くない。
いろんなチャンネルが過去のドラマを全話一気に放送してくれて良かったと思っている。
それでも、なんか笑いたい。
エイミー・シューマーは大観客の前で、妊娠や女性の体、セックスに関してなどの話を女性同士でも話さないところまで突っ込んで話している。
「女性のあるある話」が続くから、女性の観客は大爆笑。
男性陣は笑えるのだろうか?
この面白さをわかってくれているのだろうか?と心配になった。
私はエイミーとワイン片手に朝まで笑い過ごしたいくらい。女友達にいて欲しい。
彼女の話には芯がある。ただ下ネタを話しているだけではない内容だからだ。
だからとても面白い。世の中を知っていなければ話せないから。
人を笑わせることは難しい。自分の考えを込めた笑いならなおさらのことだ。
「どのみち女性の権利は無きに等しいわよね」
笑いを絡めながらも、エイミーは皮肉を込めてチクリと言う。
レディ・ガガも自身のドキュメンタリー映画で同じようなことを言っていた。
成功を収めた彼女たちでも(彼女たちだから?)、
「女性は権利がない」と声を上げ始めたのはここ5年くらいかと思う。
女性はこれまでは「ない」という事さえも、気がつかなかった。
見て見ぬふりをしていた、と言ったほうが正しいのかも。
この状況に慣れすぎてしまっている、と世界が変わり始めた今、感じるようになった。
カバノ―が10代で起こした性暴力未遂を告発されたことで、抗議活動が行われ(結局、就任した)エイミーもそのデモに参加し逮捕された。
一部の人に「妊婦なのに」と批判されたそうだが
「私の子に最善を尽くしたと教えたい」だから行ったのだと言っていた。
声をあげることは大切だ。その声が小さくても大きくても。笑いを交えてでも。