しまんちゅの日記

~映像翻訳と映画と沖縄~

映画

字幕か吹き替えか

アメリカに住んでいる時、 アメリカ人の友達にフランス映画を見に行こうと言ったら 断られたことがある。 「フランス映画って事はそれ字幕?字幕なら見ない。 それは映画を見に行くんじゃなくて、字幕を見に行くってことだから」 衝撃を受けた。 さすが、、…

映画賞はちょっとだけ。。。

文学賞は信用できない。 甘くない、と謳っているサワーは甘い。 けれども、海外の映画賞だけはちょっと信じている。 韓国映画『パラサイト 半地下の家族』の話。 テレビはあまり見ないので(とはいえ、パラサイトは金ローで見た) 周りの人の話などから、「…

笑いはいい

初笑いはNetflixで「エイミー・シューマーの成長してますが何か?」だった。 涙が出るくらい笑った。 下ネタのオンパレードで下品な話を1時間楽しんだ。 テレビではお笑い番組とか何かしらあるのだろうけど、お正月番組は面白くない。 いろんなチャンネルが…

ほら。こわくないこわくない。

予告編が一番面白い映画ってある。 そう思ってしまったのが、新しい年を迎えて最初に見た映画。 「IT/イット THE END ”それ”が見えたら、終わり。」 wwws.warnerbros.co.jp ただ怖いだけのホラー映画ではないのね。 子供の頃の友情を大人になってからも持ち…

ちきちき

クリスマス・イブだ。 しかし禁酒中の私にはなんの意味も持たないただの1日。 禁酒してから思ったのだけど これまでワインに合う料理を主に作っていたせいか ワインが飲めないのなら、と、食にも興味がなくなった。 主に和食を作るようになってますます健康…

赤い実からできるもの

コーヒーのお話。 品質も値段も高いスペシャリティーコーヒーが どのような過程で私たちの下に届けられるか、 そしてコーヒー業界の人たちのパッションを知ることができる。 www.afilmaboutcoffee.jp 毎朝、コーヒーを飲んでいる。 20代の頃はマキネッタでコ…

なくなったものを思い出す

10年以上前、三軒茶屋にある古い映画館によく通っていた。 劇場公開中の最新映画ではなく、毎週、館長の趣味で選ばれた映画が2本立てで上映されていた。 今でいうレトロな雰囲気で、客の入りも少なくあまり若い人は見かけなかった。 とにかく映画が見たい私…

変えることのできるものについて、 それを変えるだけの勇気を

『女を修理する男』 コンゴ民主共和国で性的被害にあった女性達を治療するデニ・ムクウェゲ医師は、2012年に脅迫を受け一時は海外へ。しかし翌年には命の危険を冒して再びコンゴに戻る。そして命がけの治療を再開する─── 「この子はこれからセックスもできな…

みずからでなければ死んでしまう魚

『アレッポ 最後の男たち』 5年以上も内戦が続くシリアの都市アレッポ。取り残された市民35万人は包囲網に逃げ場を失い、ジェット戦闘機により昼夜を問わない爆撃を受けている。自らの命を顧みず、生き埋めとなった生存者を救おうと駆けつける「ホワイト·ヘ…

当たり前と言われるものと闘う

『ソニータ』 10歳の頃、アフガニスタンからイランへと逃れた少女ソニータ。母は兄の結納金を得るため、16歳になったソニータを無理やり知らない男性と結婚させようとする。ソニータは同年代の女の子たちが強制的に結婚させられる慣習への悲しみや怒りをラッ…