しまんちゅの日記

~映像翻訳と映画と沖縄~

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ちきちき

クリスマス・イブだ。 しかし禁酒中の私にはなんの意味も持たないただの1日。 禁酒してから思ったのだけど これまでワインに合う料理を主に作っていたせいか ワインが飲めないのなら、と、食にも興味がなくなった。 主に和食を作るようになってますます健康…

赤い実からできるもの

コーヒーのお話。 品質も値段も高いスペシャリティーコーヒーが どのような過程で私たちの下に届けられるか、 そしてコーヒー業界の人たちのパッションを知ることができる。 www.afilmaboutcoffee.jp 毎朝、コーヒーを飲んでいる。 20代の頃はマキネッタでコ…

ワインとひきかえに

12月の初めからお酒を飲んでいない。 先日受けたトライアルの出来が悪すぎて、飲みたくなくなった。 いつもの私だったら、やけ酒をくらうところだけど 今回は自分でも思っている以上に心が折れてしまったようだった。 ほぼ毎日ワインを飲んでいた私には珍し…

なくなったものを思い出す

10年以上前、三軒茶屋にある古い映画館によく通っていた。 劇場公開中の最新映画ではなく、毎週、館長の趣味で選ばれた映画が2本立てで上映されていた。 今でいうレトロな雰囲気で、客の入りも少なくあまり若い人は見かけなかった。 とにかく映画が見たい私…

ページを折ってこころまち

3年手帳を買った。 10年以上、ほぼ日手帳を使っていたけれど これからの3年が「3年殺し」の期間になるかもしれない。 この時間をまとめたいなぁと思った。 分厚くて重くて持ち歩くにはちょっと不便だけど 直感で手にとったものを、衝動で購入。 まだ来…

120の思いで

今年の始めに決めた目標のひとつに 「今年は映画を120本見る」というのがあった。 12月6日現在、110本まで見ることができている。 コロナ渦ということもあって 去年まで少なくとも週1回は参加していた飲み会 年に5回は行っていた美術館や博物館巡り 年に…

かきなぐりをなぐりたい

仕事で使う100ページくらいのノートを取り出して 彼は「こんなに分厚いの使い終わっちゃった。」と言った。 ノートの中身を見ることはないけど、見なくてもわかる。 彼の性格上、きっと彼自身でしか読めないくらいの書きなぐりの字で ページが埋め尽くされて…

変えることのできるものについて、 それを変えるだけの勇気を

『女を修理する男』 コンゴ民主共和国で性的被害にあった女性達を治療するデニ・ムクウェゲ医師は、2012年に脅迫を受け一時は海外へ。しかし翌年には命の危険を冒して再びコンゴに戻る。そして命がけの治療を再開する─── 「この子はこれからセックスもできな…

みずからでなければ死んでしまう魚

『アレッポ 最後の男たち』 5年以上も内戦が続くシリアの都市アレッポ。取り残された市民35万人は包囲網に逃げ場を失い、ジェット戦闘機により昼夜を問わない爆撃を受けている。自らの命を顧みず、生き埋めとなった生存者を救おうと駆けつける「ホワイト·ヘ…

当たり前と言われるものと闘う

『ソニータ』 10歳の頃、アフガニスタンからイランへと逃れた少女ソニータ。母は兄の結納金を得るため、16歳になったソニータを無理やり知らない男性と結婚させようとする。ソニータは同年代の女の子たちが強制的に結婚させられる慣習への悲しみや怒りをラッ…